情報にふりまわされる脳の仕組み

SNSの広まりから、私たちの周りは情報にあふれています。

情報を受け止めるのは、脳の海馬という部分で、その記憶から類似の経験を区別して扁桃体につなぎます。
人間は危険を感じると、扁桃体が警告を出し、冷静な判断をする前頭前野に血液が行きにくくなり
そうなると、脳は「戦うか・逃げるか・フリーズするか」を指示してしまうのです。

脳科学者ジル・ボルト・テイラーによると、その警告の時間は90秒以内だそうです。
そこで、脳の反射にオートパイロットになって乗っ取られないコツは、
①身体の反応に注意を向ける
②前頭前野が五感を通じて状況を処理する
③脳の前頭葉で言語化する
④論理的な判断ができるようになる

この①~④の段階を、マインドフルネスで呼吸に注意を向けながら、90秒の間で乗り切ること!!

不安なこと、カッとくること、理不尽なこと、つらいこと・・・
誰でも感じる喜ばしくないことも、しなやかに乗り切るヒントを知っていれば、お守りのように安心感をあたえてくれます。

年度末の3月も、あと数日!
自分自身をほめて、コンパッションで包み込んでくださいね。 
4月からは新しいシーズンのスタート!
マインドフルな日々を愉しみながら、ご一緒にしなやかに乗りこえていきましょう。

関連記事

  1. ロンドンへ 新しい時代に向けて

  2. 今日のあなたは何色ですか?

  3. 心理学への誤解

  4. 2020年 ありがとうございました。

  5. 3月11日、大切なことを思い出す祈りの日

  6. マインドフルネスとメタ認知

PAGE TOP